WEB・LINEからのお問い合わせは24時間受付中

Instagram ブランディング

飲食店やサロンなどの店舗系ビジネス【インスタ活用のヒント】

インスタを使って来店促進、集客に繋げたいという飲食店やサロンは多いと思います。

しかし多くの方が勘違いしているインスタ運用がありますので、思い当たることがないかチェックしてみてくださいね。

今回は飲食店を例にしますが、エステサロンやネイルサロンなど「店舗系ビジネス」の方も同様に考えて想像してみてください。

 

投稿の基本は毎日。フォロワーや来店が増えてもコツコツ継続

 

まず店舗系ビジネスの場合、写真や動画を用意しやすいですし、インスタ映えも狙いやすいので相性は良いですよね。

 

しかしアカウントを作って、ただメニューや内装を投稿しているだけではいけません。最初のうちはグッとフォロワーが増えて、来店数も増加し「インスタを見てきました!」というお客様が多くてホクホクでしょう。

 

ストーリーズでシェアしてくれるお客様、メンションをつけて投稿してくれるお客様から拡散し、さらに来店に繋がる。

 

 

ここまではとても喜ばしいことです。

 

しかしある一定のフォロワー数や時期を過ぎると、次第にそのスピードは落ち着いていきます。

 

この要因は一概にコレ!とは言えませんが、まず第一に考えられるのが「多忙による更新頻度の低下」です。

 

開店前後は認知拡大のために、毎日のようにお店が出来上がっていく様子などをアップしていても、忙しくなってくるとうっかり写真を撮り忘れたり、やろうと思っていたのに気づけば深夜など、毎日投稿が1日おき、2日おき…となってしまうことはありませんか?

 

あるいはとりあえずストーリーズだけはあげておくというような。

InstagramのAIシステムは毎日計測しています。

更新頻度が落ちれば、データ蓄積ができないので当然ながら拡散力は落ちます。つまり新しいユーザーに表示されにくくなるということです。

思い当たる場合は、まず投稿頻度の確保が優先です。基本は毎日。

 

 

お客様の購買行動はさまざまです。

 

新店がオープンしてすぐに行く人、今は混んでいるから落ち着いたら行こうという人、全く関心がないが友人に連れられて知った人など、来店のタイミングもきっかけも一人ひとり違います。

 

開店当初に来てくれる方は、おそらく割とフットワークの軽い方でしょう。

 

そうした方が気に入ってくれたら、リピートしてくれるのでありがたいですよね。

 

しかし後から来る人たちもいますから、最初ばかりインスタを頑張っていてもいけません。フォロワーが増えようが、来店が増えようが、何があっても淡々と変わらずに投稿しつづけることです。

 

 

お客さまの欲しい情報がすぐ見れないのはNG

 

次によくありがちなのが、お客さまの知りたい情報がインスタに載っていないケースです。

 

「え?住所も定休日、営業カレンダーも載せてるよ?」と思うかもしれませんね。

 

プロフィール、ハイライト、フィードのトップ(固定)、この3箇所を駆使して全部伝えていますか?

 

・予約方法

・駐車場の有無

・支払い方法(クレカ、現金、電子マネーなど)

・インボイス発行事業者かどうか

・ネット予約可能か

・クーポンのありなし

・詳しい目印

・ランチメニュー

・ディナーメニュー

・クチコミ

・どんなシーンで使えるお店なのか

・どんな雰囲気なのか

・誰と行く時に使えるのか

・お店のおすすめポイントなど。

 

 

ザっとあげただけでも、このぐらいの項目があります。

 

これらをInstagramの各機能の特性を見極めて、全て使ってお客様に伝えなければなりません。

 

 

よくありがちなのが「お店のこだわり」や写真だけを載せているケース。お客さまの気持ちを想像してみてください。

 

 

その方はいつ、どのエリアで、誰と何をしようとしているのでしょうか?

 

 

例えば「〇日に友達とランチ」という予定があるとすると、しっかりと予定を決めている方もいますが、だいたいはザックリ「大通近辺」「札幌駅近辺」などエリアで考えるでしょう。

 

 

そうした時に運よくあなたのアカウントをフォロー&保存してくれていて「そういえばインスタで見たお店どこだっけ?」と思い出してくれたとします。(もうこれだけでラッキー)

 

そしてインスタを開き、保存から探します。

 

この時点で「良ければ行こうかな」という気持ちが高まっていますよね。

 

しかしプロフィールにこだわりしか書いていなかったら?

 

フィード投稿に写真しかなかったら?

 

「美味しそう~」とは思うかもしれませんが、「で?どこにあんの?今やってる?」となりますよね。

 

ホットペッパーグルメや食べログなどのサイトのURLをリンクしているケースもありますが、実際の予約はそこでいいものの、情報は一旦インスタで完結させなければなりません。

 

今行けるのか、どこにあるのか、いくらなのか、どんな雰囲気なのか、何人まで対応してくれるのか‥‥お客様が気になるところはたくさんあります。

 

いかにそこをクリアにして、来店または予約していただけるかです。

 

「ホットペッパーグルメや食べログ、Googleマイビジネス(プロフィール)を見てくれればわかる。そこから直接予約してもらったほうがいい」

こうしたことはお店側の都合です。

 

一旦、お客さまの「???」を解消してあげること。

ここを徹底してください。

 

情報が少ない=お互いに手間がかかる

 

世界観などといって写真にこだわるより、とにかくお客様がスムーズに来店できるような導線をInstagram内で完結させましょう。

 

話はそれからです。

お客様はわからないと、すぐにDMを送るかもしれません。

 

無視すれば悪評が広まる可能性があり、そう思うとすぐに対応しなければいけませんが、営業しながらDMに返信するのは大変なことです。

 

もしDMでの問い合わせが多いのであれば、それはお客様の知りたい情報がそこにないということ。情報の出し方を見直す必要があります。

 

また予約受付をインスタのDMだけにしているのは大変危険です。

 

最近多いですが、インスタは垢バン(アカウント強制停止)や、システムの不具合でログイン不能という事態が頻繁に起きます。

 

どれだけ気をつけていても、DMに気づかないこともあるでしょう。

 

小さいお店だからとインスタに甘えることなく、しっかりとホームページを用意すること。Googleビジネスも隅々まで項目を埋め更新すること、グルメサイトの改善もすること。

 

全てにおいて放置しないことです。

 

これらが全てうまく連携されていることで、検索で来る方、インスタで来る方、紹介で来る方、グルメサイトで来る方・・・まんべんなく情報をお届けできるのです。

 

インスタ運用は「点」で考えてはいけない

 

インスタは単体で考えないでください。

運営している会社は違えど、AIシステム上ではGoogleともグルメサイトとも、他のSNSとも全て繋がっていますよ。

 

インスタは無料で使えるけれど、実はとっても労力がかかることで、本気でインスタで集客したいのであれば専属でスタッフを1人設置するくらいの覚悟が必要です。

 

ちょろっと投稿して、最初に反応が良かったからと慢心してはいけません。

 

これは飲食店に限らず、美容系サロンも同じです。

 

なぜお客様はホットペッパービューティーを使うのか。

 

ネームバリュー、集客力があるだけではないのですよ。隅々までお客様が予約しやすい導線が作られているからなんです。

 

インスタもやりつつ、他のメディアも整えて、全方向でやれることをやりましょう!

 

インスタ運用のお悩み、SNSをどう活用していけば良いかわからないなど、SNS運用はもちろん、ホームページやチラシやパンフレットなどウェブ、紙媒体の活用からデザインまでご相談に乗ることができます。

 

ご興味がある方はどうぞお気軽にお問い合わせくださいね。

-Instagram, ブランディング